a

おまけ

何かと音楽に頼る。合唱をやってたりする。ハモると気持ちがよいのである。混声は育ちのいい音がするので好きではない。しかし合唱もやってる人間がいる。人間が嫌だとあまりやりたくはない。嫌な人間がやっている音楽は聴けないし参加もできない。嫌な人間がやってる音楽は嫌なのである。だから人があんまりやっていないものが好きになる。マイナーなのが好きなのではない。

 

寝るときも音楽を聴くことにしている。聴いてはいないと思う。不快でない環境づくりだと思う。抗うつ音楽にもいろいろある。合うものを選ぶとよい。抗うつである必要もない。どうぶつの森とか。しっとり系は存外悪くない。呼び方は嫌いだが。落ち着かせることは下げることではない。必要なのはあるピッチなのだと思う。

 

何かとオンラインのご時世だ。パソコンから出てくる音は多い。音楽があるときには他の音は欲しくない。自分の音はあっても構わないのだが。換気扇も悪くない。他人が嫌なだけかもしれない。

 

フランス人が "pas mal" というときはけっこう褒めている。戦争がない状態が平和ではないが、そういう思考も悪くない。逆に、悪いと思うなら相当悪いんだろう。無理をするものではない。

 

家庭教師とか始めてみようかと思う。とてもお金に困っているわけではないが、消費だけというのも決まりが悪い。時給がいい。本当は料理で仕事をしてみたいとも思う。ずっとしたいことは他にも指揮者とかある。左右の腕で違うことができないし、拍感もきっと微妙なので自重している。あと嫌いな人を指揮もしたくない。でもいつかやりたい。指揮者。

 

嫌いな人にやたら囚われている気がしてくる。けっきょく他人ありきなのである。具体的に嫌いという人もいれば嫌いな人の像もある。嫌なことは捨てられない。傷はそれをつけたものへの怒りや憎しみに裏打ちされる。嫌の気持ちも傷みたいなものだと思う。傷だらけ。

 

愛せる傷が増えてきた。携帯の液晶のヒビとか。本のページのシワとか。届いた時からついていてもあんまり気にならなくなってきた。嘘かもしれない。最初は気にする。

 

傷を愛するというのは自分に酔うことかもしれない。だから注意しなくてはならない。酔うとあまりいいことがない。熱を持ってはいたい。飲むと顔が熱くなる。赤くなる。酒はやめている。一人暮らしを初めてすぐの時に買ったウィスキーが残っている。製氷機に入りっぱなしの氷も捨てなくちゃならない。食器洗いもためている。

 

辛いものが苦手になった。お腹が痛くなるから。トイレはあまり快適ではない。生理的なものが好きじゃない。

 

合唱のことから書き始めているあたり気にしているのかもしれない。やめたいかもしれない。やめたらどうしよう。何しよう。案外やめてみても悪くないのかもしれない。どうしよう。せっかくのご時世なのでフェードアウトしてみても悪くはない。わからない。

 

パンの袋の結び目に使っていた金色で指輪を作った。昨日のことだ。今、姿勢を変えたら踏んだ。そんなものである。やらなきゃいけないことが多い気がしてくる。ここまで。